少年のように澄んだ眼が印象的ですね。

「命は神様からもらった、一つしかない大切なものです」との感想も。

このお話を聞いて、どう感じましたか?

本文へジャンプ

ヤスオさんとは木更津市の書家、川口馬林(ばりん)先生です。

それでは相川先生特製のスライドを、まず見て頂きます。

準備を手伝った「実行委員会」のメンバーによる”始めの会”

10月31日、5年生の親子学習会が行われました。

あらすじ

ヤスオさんは子どもの頃から筆でイタズラ書きをするのが大好きな子でした。小学校4年生のとき柔道に出会って入門。
一生懸命練習した為か初めて出場した試合でいきなり優勝。中学校でも3年連続優勝、柔道をやりながら書道も続けて
中学2年のときに全国1位になれたのです。

高校でもキャプテンとして頑張っていたが・・・・。
試合が近づいたある日、登校中にひき逃げにあい、30メートルも飛ばされて意識不明。気がついたら病院のベットの中。
でも試合に出なきゃと無理やりに退院して何とそのまま個人優勝を果たした。

大学でも続けた柔道で試合中に事故が起きた。投げられた時に背骨を打って入院。首から下が全く動かない。
先生は「お気の毒だが一生寝たきりでしょう」と。頭の中が真っ白になった。死んだほうがましだとさえ思った。
数ヶ月の間、誰にも会わずに過ごした。そんなある日、見つめていた天井の小さな穴から光が射した様な気がした。
「そうだ!僕には書道がある。体が動かなくても口は動く。口が使えるじゃないか!」そう思うと、急に力が湧いてきた。

リハビリを超え、みんなに助けられながら指が今日は1本、明日も1本と動かすことが出来るようになった。
涙が出るほど嬉しかった。だんだん体が動くようになり皆が「奇跡だ!」と言った。一度死んだ命をもらったと感じた。
子どもたちにも墨絵を通して生きる事の素晴らしさを感じて欲しいと思う。いろいろな人に出会うことは宝物だから。・・

 5年生親子学習会

学年行事ですが、皆さまにもぜひお知らせ致します。

それではこのお話の主人公、ヤスオさんをご紹介します

「もらった命」と言う本当のお話です。